アンパンマンの歌詞

日本人で「アンパンマン」を知らない人はいないのではないでしょうか。

絵本作家・マンガ家である、やなせたかしさんの原作で、
アンパンである自分の顔をお腹の空いた人に与えるアンパンマンが主人公の物語です。
自分の顔を与えたアンパンマンは、生命力が弱まりフラフラになってしまいます。

数年前にだったか、
たまたまラジオから聞こえてくるそのアンパンマンのアニメの歌詞の意味をふと追ってみたことがありました。

小さな子供向けのアニメの歌とは思えない、
歌詞に込められている想いの深さに衝撃をうけました。

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アンパンマンのマーチ
作詞:やなせたかし
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そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ胸の傷がいたんでも
なんのために生まれて
なにをして生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!
今を生きる ことで
熱い こころ 燃える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
行け!みんなの夢 まもるため

なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのは いやだ!
忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
だから 君は とぶんだ
どこまでも
そうだ おそれないで
みんなのために
愛と 勇気だけが ともだちさ
ああ アンパンマン
やさしい 君は
行け!みんなの夢 まもるため

時は はやく すぎる
光る星は 消える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ どんな 敵が あいてでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
行け!みんなの夢 まもるため

ちょうどそのとき、気持ち的に行き詰っており、
この歌詞にとても励まされて、感謝したことを覚えています。

後日、ネットで調べていると、
やはりこの歌詞のことが話題になっており、
作者の弟が特攻隊で出撃したときのうたではないかなど、
さまざまな憶測も飛び交っていました。

やなせたかしさんの生きた時代背景もあるので、
当然そういう見方もあるでしょうが、
私は純粋に「人間賛歌」として受け取りたいと思いました。
やなせたかしさん、ありがとうございます。

以下Wikipediaより

アンパンマンと正義

ヒーローとしてのアンパンマンが誕生した背景には、やなせたかしの従軍経験がある。戦中はプロパガンダ製作に関わっていたこともあり、とくに戦いのなかで「正義」というものがいかに信用しがたいものかを痛感したのだ。しかし、これまでのヒーローは「正義」こそ口にするが飢えや空腹に苦しむ人間へ手をさしのべることはしなかった。戦中、戦後の深刻な食糧事情もあり、当時からやなせは「人生で一番つらいことは食べられないこと」という考えをもっていた。50代で「アンパンマン」が大ヒットする以前のやなせは売れない作家であり、空腹を抱えながら「食べ物が向こうからやって来たらいいのに」と思っていたという。こういった事情が「困っている人に食べ物を届けるヒーロー」という着想につながった。アンパンマンと「正義」というテーマについて、やなせは端的に「『正義の味方』だったら、まず、食べさせること。飢えを助ける。」と述べている。

また別のインタビューでも、やはり「究極の正義とはひもじいものに食べ物を与えることである」と述べている。さらに主人公をあんパンにした理由を「外の皮はパン=西洋、内側はあんこ=純日本。見た目は西洋でも心は日本人である。」と解説している。かつて、たびたび起こった「顔を食べさせることは残酷だ」という批判にも、「あんパンだから大丈夫です」と冗談めかして反論していた。

空腹の者に顔の一部を与えることで悪者と戦う力が落ちると分かっていても、目の前の人を見捨てることはしない。かつそれでありながら、たとえどんな敵が相手でも戦いも放棄しない。これらの点について「ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そしてそのためにかならず自分も深く傷つくものです」第1作『あんぱんまん』のあとがきよりと、自身が絵本のあとがきで語っている。

ちなみにやなせたかしさんは、「手のひらを太陽に」も作詩しています。
本当によい詩を作りますね。

こちらも参考までに。
Yahoo知恵袋(アンパンマンマーチの歌詞の意味を教えてください)

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