根源から生じた波動を、トーラス循環により存在定義されたのが
私たちの認識するこの世界です。
ミクロからマクロまで、私たちの世界と私たちは、
波動をトーラス循環によって定義することで存在しています。
そして、カタチ(シンボル)は、
トーラス循環の機能や性質の一部を体現しているものなのです。
これがこの世界の真実で、はじまりでもあります。
とても大事なのでもう一度繰り返します。
この世界は、振動パターンである波動をトーラス循環により定義することで存在しているのです。
例えるなら、「波動」という素材を、
「トーラス循環」という道具と、カタチ(シンボル)という手法を用いることで、
この世界を作っているのです。
理解を促すために、「この世界」よりも低い階層(便宜的に)にある、
コンピュータの中に作られる世界「メタバース(3Dバーチャル空間)*1」と、
「絵本に描かれた世界」とを比較すると以下のようになります。
絵本の世界 | メタバース (コンピュータ内の世界) |
この世界 | |
---|---|---|---|
素材 (根本単位) |
顔料、ロウ、パルプ | 0と1 | 振動 |
道具 (根本法則) |
クレヨンと紙 | 記数法*2 | トーラス循環 |
手法 (基本法則) |
描く | プログラム言語 | 物理法則・カタチ |
創造物 | 紙に描かれた世界と その中のもの |
3Dバーチャル空間と その中のもの |
4次元時空と その中のもの |
認識領域 | 紙に描かれた世界 | 3Dバーチャル空間内 | 4次元時空間内 |
*1メタバースは、厳密にはこの世界より低い階層ではありません。
*2文字や記号と一定の規則を用いて数を表現する方法
この世界での「トーラス循環」とは、
絵本の世界での「クレヨンと紙」に相当し、メタバースでの「記数法」に相当します。
「クレヨンと紙」がなければ「絵本の世界」が創れないと同じように、
「トーラス循環」がなければ「この世界」は存在しえません。
一方で、上の図を見ていると
「この世界」の右側、「この世界」より高い階層(便宜的に)にも世界があるのでは?
と思いませんか。
そう、もちろん存在していて、
私たちの精神や心、意識というものがその高い階層の世界に属しているのです。
仏教でいう第六識、神智学でいうマナスというものですね。
脳科学的には、自己保存のためシミュレーション機能の延長で意識が生まれた
という見方だったかと思いますが、それはおそらく「この世界」での機能としての話でしょう。
人という存在が貴重で、少し辛いのは、
「この世界」と「少し上の階層の世界」両方にまたがって、
主体を持ってしまっているからです。
考え事に集中したり、好きな人を夢想したりして、
外界を完全に忘れているときなどは、人は「少し上の階層の世界」の住人になっているのです。
そして、なぜ人という存在が、少し辛いのかというと、
「上の階層の世界」にも属しているのに、「この世界」を意のままにできないからです。
上の図をもう一度みてください。
本来、自分の属する階層より左側(下の階層)は、完全にコントロールできるはずなのです。
「この世界」の住人である私たちは、当然のように「絵本の世界」をコントロールできますよね。
物語を好きに設定できるし、登場人物を大富豪にも貧乏にも自由自在にできます。
これと同じように、「上の階層の世界」にも属している私たちは、
「この世界」を自由自在にコントロールできるはずなのです。
しかし、多くの人は、なかなか自由自在にはできません。
潜在的には「上の階層の世界」の力を持っているのですが、それをすぐに使うことができないのです。
それは、人が「この世界」に主体があると認知していて、「この世界」の影響が強いからです。
「上の階層の世界」に属するために、
本当は実現できるはずのいろいろな思いが駆け巡りますが、
「この世界」では、それがすぐに実現しない。
仕組み上、人は辛い存在なのですね。。。
※カタチとチカラ1 ~宇宙と人 の「時間や空間という制限された世界」も参照ください。
意識は、時間や空間という制限がないので自由なのですが、
身体は、時間や空間という制限された世界にあるので、そこに齟齬や葛藤が生まれます。
と思いそうになりますが、
それは事象の一面を見ただけでの話であって、本質はまったく逆です。
現実が簡単に思うようにならない、すこしだけ辛いことこそが、
万能に近い意識のチカラを持っていることの気づきに繋がり、
「この世界」で、その意識のチカラをどうやって発揮するかを探索するようにしているのです。
(これを読んでいるあなたもきっとその道をたどっているはずです。
うまくいかないことを悩み、その解決方法を模索したからこそ、ここにいるのです)
翻って、素粒子を始めとしてミクロな粒子の振る舞いを研究する量子力学の世界では、
アインシュタインなどの既存の物理法則では説明できないことばかりが起きています。
素粒子は、テレポーテーションするし、いろいろな場所に同時に複数存在するし、
観測者が意識をむけると、素粒子が波動(エネルギー)から粒子(物質)に変化もします。
意識を向けると、この現実世界の何もないところからパッと物資が生まれるんです。。
この素粒子の話から何が言いたいのかというと、
今、私たち人が「上の階層の世界(意識の世界)」に徐々に移行していて、
「上の階層の世界」の力を使えるようになってきているということです。
人の総体として、意識で思い描いた世界が、現実化できるように代わってきているのです。
といっても、「上の階層の世界」への完全移行は、もう少し先の話。
数世代をかけて行われる、意識の主体場の移行、人類の魂の進化です。
———
時間や空間の概念を超越できる素粒子の世界は、
先の量子力学でも立証されたように、私たちの意識の世界とつながっています。
言い換えると、自由な意識世界と制限あるこの世界の接点が、素粒子です。
私のツール群には、世界と人を構成するこの大きな原理を利用して、
意識を現実に改変していく仕組み(意識→波動≒素粒子→現実)が組み込んであります。
あるとき、少しの変化から気づきを得て、
それがトリガーとなり、あなたに世界の変革が起こっていきます。