「運命図形」「運命魔法陣」の作り方(1)~ エイジ式 運命図形体系[3nc.net]

数秘術と幾何学図形

私たちの人生には、ある種の「軌道」のようなものがあります。
生まれ持った性質、環境との関係、くり返し現れる課題やテーマ。
それらは偶然の連続に見えて、実はある種の構造や流れ=「運命軌道」を持っています。

「運命軌道」とは、自分がどんな性質を持ち、どんな方向に進みやすく、
どこでズレが生じ、どこで変容のチャンスが訪れるのか・・・
人生全体の「構造的な流れ」を示す見えない軌道のことです。

今回ご紹介するのは、その「運命軌道」を数秘術と幾何学図形を用いて可視化し、必要に応じて調整していく方法です。

私の魔法陣ワールドシリーズにもこのメソッドの一部を使っていますが、
今回はそれよりも、より「個」に焦点をあてて最適化できる方法をご紹介します。

この手法は、「数秘術と幾何学図形を用いた運命軌道の調整法」という少し長めの名称で呼んでいますが、
実際の運用や紹介の際には、簡潔に「運命図形」「運命魔法陣」という呼び方を用いています。
本稿でも以降は、わかりやすさを優先してこの略称を使っていきます。

この「運命図形」「運命魔法陣」は、私が2005年に開発した比較的古い手法であり、
長年にわたって多くの方にご利用いただき、効果や変化の確認も行ってきました。

では早速、「運命図形」「運命魔法陣」を作成する方法です。

大きな流れは、以下のようになります。
①あなたを体現する数字(=分身の数字、運命の数字)を見つける
②数字を図形化する(=分身の図形、運命の図形)
③あなたの図形(=分身の図形、運命の図形)に軌道修正を加える図形を重ね合わせ、新たな図形(軌道修正した運命図形)を作る
④新たな運命の図形をあなたに同化する

今回は、ステップ①と②について解説していきます。

 

①あなたを体現する数字(=分身の数字、運命の数字)を見つける

あなたを体現する数字は、数秘術を用いて見つけます。

数秘術とは、数字で運勢を読み解く占術であり、
東洋では風水や姓名判断、西洋ではピタゴラス式やカバラ式などが知られています。
数字は宇宙の構造やエネルギーを象徴するものとされ、
生年月日や姓名から、自分の性格や才能、適職や運命の傾向を知ることができます。

今回は、算出が簡単で実際に使いやすいため、
カバラ式(誕生数)と、モダンヌメロロジー式(姓名数=運命数)を用います。

補足すると、誕生数はあなたの内面的な性質や気質を、
姓名数(運命数)は、あなたの人生全体に流れるテーマや社会的役割を示します。
この2つを組み合わせることで、「あなたの構造」がより立体的に浮かび上がってきます。

まずは、自分の誕生日と姓名から数秘術の数字を導き出します。

例えば、名前が「山田太郎」で、誕生日が1985年6月12日生まれの方の場合、

1)誕生日から誕生数を求める(カバラ式)

1985年6月12日
→ 1+9+8+5+6+1+2 = 32
→ 3+2 = 5
誕生数は5となります。

2)姓名から姓名数(運命数)を求める(モダンヌメロロジー式)

山田太郎
→ ローマ字でYAMADA TARO
→ アルファベットに対応する数字で置き換える

1 2 3 4 5 6 7 8 9
A B C D E F G H I
J K L M N O P Q R
S T U V W X Y Z

YAMADA TARO
→ Y(7) + A(1) + M(4) + A(1) + D(4) + A(1) + T(2) + A(1) + R(9) + O(6) = 36
→3 + 6 = 9

姓名数(運命数)は9となります。

 

②数字を図形化する(=分身の図形、運命の図形)

次に、上記で得られた誕生数と生命数(運命数)を幾何学図形とします。

数字は、構造やエネルギーの傾向を示すシンボルであり、
それを図形に翻訳することで、自分自身の「構造的なかたち」が可視化されます。
図形は、数字のもつ意味を、人が理解し、扱えるかたちへと「変換」したものです。

※幾何学図形とは、点、線、曲線を組み合わせて作られた図形のことをいいます。
幾何学図形には、平面幾何学図形と立体幾何学図形があり、
平面幾何学図形には、点、線、三角形、四角形、五角形、六角形・・・、円などがあります。

ここで使用する対応表は、私が2005年に構築し、長年にわたり再検証と調整を行ってきた
エイジ式 運命図形体系[3nc.net]」に基づいています。
※修正がある場合があります。

※この表および手法を利用される際は、出典「エイジ式 運命図形体系[3nc.net]」を明記してください。
商用利用・講座・配布物等での活用には、事前にご連絡いただけると幸いです。

数字 図形 補足情報
1 始点、意志の象徴
2 直線 二極、関係性
3 三角形 表現、創造
4 四角形 安定、構造
5 五芒星 拡張、変化、動き
6 六芒星 調和、融合
7 七芒星 探求、精神性
8 八芒星 力、循環、再構築
9 九芒星 完成、普遍性
11 円(+中心点) 包含、静けさ
22 トーラス→共鳴双環共鳴双環
(外円と内円のあいだに、「2本の波線」が存在し、
それぞれが等間隔のサイン波となって交差している構造。)
※メッシュ円環円環、インフィニティ環なども可
循環、中軸性
33 マカバ(六芒星拡張) 多次元統合、跳躍

※図形は「幾何学的構造を翻訳したもの」であり、視覚的に扱いやすいかたちへと意図的に圧縮されています。
立体構造(トーラス、マカバなど)は、平面図形として象徴的に扱います。

山田太郎さんの場合、

●誕生数 5 → 五芒星
●姓名数 9 → 九芒星

よって、山田太郎さんの分身図形(=運命図形)は、五芒星と九芒星を重ね合わせた図形となります。
この図形は、あなたが生まれ持った構造をあらわす「現在のベース構造」であり、
次のステップでは、これにどのように補正を加え、どんなふうに再構成していくかを見ていきます。

※この手法は、専門的な知識がなくても使えます。
自分の数字を出し、図形に変換して“構造としての自分”を見てみる。
それだけでも、気づきや意識の変化が生まれるはずです。

 

使用に関するお願い

本手法および図形対応表は「エイジ式 運命図形体系[3nc.net]」に基づいて構成されています。
個人でのご利用は自由ですが、引用・転載・講座・商品・配布物などへの転用をご希望の際は、
出典明記のうえ、必ず事前にご連絡ください。

(2)につづきます。

以下メモです。