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今、微小な粒子や物理現象を扱う物理学である量子力学が一般の方にも注目されています。
なぜなら、その量子力学が示す世界の本当の姿は、
私たちが常識だとおもっていたこの世界の法則(古典物理学)とかけ離れたもので、
まるであの世やスピリチュアルで描くような世界だからです。
量子力学をはじめとする物理学を専攻する物理学者は、人類最高の頭脳をもった人たち。
そのような彼らが、長い時間をかけ仮説と検証を繰り返し、
理論立てて導いた答えが、
哲学としての仏教やスピリチュアルが提示する世界の姿と似通っているものだったというのです。
「知の探求」と「心の探求」の到達点は同じものとなる可能性が高いのです。興味深いですよね。
量子力学が解明したこの世界の秘密をいくつか紹介しましょう。
まずは、「観測者効果」です。
「観測者効果」は、「観測することで物理現象の結果が確定する」こと。
もう少し詳細に説明すると、量子状態(可能性の状態)が、
観測をすることで一つの値に確定するという現象です。
量子状態は、観測される前までは複数の値を持つ「重ね合わせ状態」として表現され、
観測者が量子系に干渉することで、その状態が一つの値に確定し、
他の値は「消え去る」現象が起こります。
なお、この確定する瞬間の現象を「収縮」と呼びます。
わかりやすく解釈すれば、
観測者である人間の意識が物質の世界に直接的に影響を与えているのです。
私たちが意識することで、現実が形成されてるのです。
もう一つは、「量子もつれ」です。
2つ以上の量子系が、互いに相関して状態を持つ現象で、
一方の量子系の状態が決まれば、もう一方の量子系の状態も自動的に決まります。
そして、それは距離や時間の制約を超えて存在します。
例えば、量子もつれを持つ2つの量子系が、地球の両端にある場合でも、
それらの状態は瞬時に相関します。
相対性理論では、情報伝達には光速度以上にはならないとされていますが、
量子もつれは、この制約を超える性質を持っています。
あらゆるものが距離や時間の制約を超えて相互に結びつくのです。
これを利用すれば、
量子情報を遠隔地に伝達するようなテレポーテーションも可能になりますし、
意識が物質から離れた存在へと移動させる可能性さえあります。
ほかにも「量子重ね合わせ」も興味深い現象です。
古典物理学では、物体の状態は一つに定まりますが、
量子力学では、物体が複数の状態を同時に持つことができます。
異なる状態が同時に存在し、それぞれの状態に対応する確率が割り当てられます。
つまり、世界は単一の真実や決定的な状態ではなく、
多様性や不確定性を持つと考えられるのです。
同時に、物質的な世界の向こう側に、
いろいろな可能性が重ね合わさった世界が存在することがわかります。
量子力学を通してみえる世界は、
距離や時間の制約はなく、テレポーテーションもテレパシーも可能で、
人の意識でリアルタイムに現実世界を改変することができ、
さらにその可能性は無限大。
まさにあの世、天国のような世界です。
これは、量子力学の世界では、
実際の物理現象として観測されている真実なのです。
ここから、本題です。
このサイトの名称であり、私のライフワークでもある
「隠されたチカラを操る」ことの探求に繋がっていきます。
この世界の真実として、
今まで紹介したような「量子力学(波動関数)」の一面がある一方で、
私たちが体感する世界(スケール)では、古典物理学がベースです。
どうにかして、量子力学の性質を利用して、
私たちが体感する世界を改変できないでしょうか。
そのヒントは、先に紹介した「収縮」にあります。
収縮というのは、観測によって、多くの可能性状態(量子状態)から、
ある一つの現状を確定させることです。この仕組みに介在すれば、
現実の形成や改変が可能です。
そもそもですが、この世界に生まれた私たちは、
この量子力学と古典物理学をつなぐための存在なのです。
量子世界の可能性の状態から、私たちの意思で現実を作っていくことこそが、
人の役目なのです。
生まれてから死ぬまで、
場合によっては何世紀もの多くの人のリレーによって、
見ること、感じること、動くこと、話すこと、作ること…、
すべてが可能性の状態から、一つの状態を確定していることなのです。
参考:カタチとチカラ2 ~宇宙と人
そのため当然のように、人の社会では、可能性状態からの望む状態を確定させる、
直接的に働きかける技術の研究は行われてきました。
それが、本来の宗教だったり、シャーマニズムだったり、
呪術や魔術だったり、哲学や瞑想だったりするのです
(しかしながら、これらのものは、組織の意図で違う目的となってしまうことが殆どです)。
要するに、「収縮」される際に、
自分の望むものになる確立を直接的な手法でアップさせる方法なのです。
一例として、よく行われる王道の手法を紹介します。
前提として、ある人が目的を達成できるかどうかは、
その人の意識がその目標を達成する可能性を持っているかどうかに関わってくることを理解します。
そして、量子重ね合わせの概念(それぞれの手法の概念に変換されてる)を利用することで、
自分自身の意識が異なる可能性を同時に持っていることを認識し、
それを強く肯定することで、自分自身の現実を変化させていく、というアプローチです。
このポイントは、可能性の拡大部分とそれを強く選択する部分なのですが、これはすこしコツが必要です。
この手法を使うときの注意点ですが、
誘導などで他人に頼ってはいけません。基本自分自身でおこなってください。
自分でない他人が、観測者として入った状態で「収縮」させてしまうと、
その他人の思いが結果に投影されてしまうので、あまり良い結果を生まないのです。
トーラスシリーズ、クリスタルプレートの無垢などは最適です。
方向性を刻んでいないので、このアプローチを行う際のトリガー、シンボルとして、
自分の想いの投影が可能です。お持ちの方はぜひお試しください。
無垢以外のクリスタルプレートやワールドシリーズは、
それぞれのアイテムの方向性とあっていれば、大きな助けとなりますので、
自分が望む方向性とアイテムの方向性があっている場合はぜひお試しください。
ゴッデスシリーズは、これらとはまったく別の手法です。
潜在意識を活用したものですので、この手法ではお使いになることはできません。
ルーンシリーズも、ササラさんにより方向性が規定されているので、
自分の方向性とよほど合致する場合以外はお勧めできません。
トリニティシリーズは、使用可能です。
トリニティシリーズに自分の想いを規定して持ち運び、
つねに可能性を認識し続けるようにしてください。
もともと、この世界すべてのものは最初の一つ「オリジン」から生まれたのです。
それが長い年月をかけて複雑化、分断化してきたものが、今、生きている世界です。
すべてが繋がっていることこそが本来の姿であるため、
繋がりの現状や同一の現象ともいえる量子重ね合わせや量子もつれなどは、
当然の現象であって、驚くべきことは何もありません。
スピリチュアルにおける、シンクロニシティやツインソウル、アカシックレコードなども、
もともとの私たちが「オリジン」であり、今もオリジンの末端であるからこそおこりえるものなのです。
古典物理学は、より分断化された末端のルールで、量子力学は、
それよりもオリジンに近いルールなのです。
言い換えれば、よりスピリチャルなルールです。
結局のところ、量子力学によってわかってきたのは、
心の中の世界、想いの世界がベースになり、
その上に古典物理学の現実世界がつくられているということです。
このサイトが探求する「隠されたチカラの操り方」とは、
この世界の仕組みを活用し、古典物理学の現実世界をより良いものにしていくことなのです。